微生物によって分解するプラスチック。生分解性プラスチックともいう。焼却によって有害ガスを発し、埋め立てても分解しないプラスチック製品の普及によってプラスチック公害が問題化しているため、自然界で分解するプラスチックの開発が求められている。バイオプラスチックは微生物が合成するポリエステルを精製してつくるもので、微生物によって炭酸ガスと水に分解されるため、自然界に散乱しやすい釣り糸や漁網などへの実用化が待たれている。欧米ではすでに包装や容器などに実用化されており、特にイタリアでは1992年から分解性以外のプラスチックの使用を禁止した。
⇒詳しくは、こちらから |